こんばんは、タツです。(@tatsu_uctv)
今日皆さんにご紹介するのは、「パーコレーター」という物。
キャンプをする方は知っていると思うんですが、こんなやつです。
一見ヤカンのようにも見えますがこれがパーコレーターです。
コーヒーを淹れる道具なんですが、こいつがとってもスグレモノなんですよ!
今日は、このパーコレーターの魅力に迫ります!
1.パーコレーターって何??
その歴史はなかなか古く、1800年代の前半にフランスで考案された物のようです。その後アメリカの西部開拓時代に開拓者の間で広まったという歴史的な背景があるようです。
そのため、アメリカの西部開拓時代を舞台にした映画(西部劇)を見ると、焚火をしながらこのポッドのような物(パーコレーター)を温めているシーンを見ることができます。実際自分も西部劇を見た際に「あれはなんだろう?」と疑問を持ったところからパーコレーターの存在を知りました。
2.パーコレーターの使い方
パーコレーターは基本的に中挽き~粗挽きのコーヒー豆を使用します。コーヒー豆の量は10g/1人 使用します。
自分はいつも携帯用のミルをキャンプ場に持ち込み、豆から挽いています。
豆の準備ができたらさっそく、パーコレーター内部にあるバケットを取り出し、コーヒーの粉を入れていきます。
ここまで準備ができたらバケットは中に入れず、お湯を沸騰させていきます。お湯が沸騰したら一度お湯を止め、バケットを内部に入れ、今度は弱火にかけ2~5分ほど待ちます。
フタ部分にある透明のノブにお湯が上がってくるのですが、このお湯にコーヒーの色が付き始めたら完成です。この待ち時間によって味に変化をつけることができるようです。
3.パーコレーターで作る、コーヒーのお味
気になるお味なんですが、少し薄めなコーヒーができると思います。アメリカンコーヒーというやつですね。コーヒー豆の量や、弱火にかけてからの待ち時間を長めに取ることで多少味に変化をつけることはできるでしょう。
構造上、抽出されたコーヒー液を何度も循環して、常に加熱している状態になる為、コーヒーに含まれる成分が酸化して味が劣化するので、本格的なコーヒーショップでみかけることはほとんどないようです。実際見たことないですもんね。
参考記事:コーヒー豆をハッキングする
4.結局、パーコレーターは良い物なの??
味の面はともかく、実際パーコレーターはおすすめなのかという話なんですが、結論から申しますと「アウトドア(キャンプ)においては最高の道具」であるとわたくしは考えます。
その理由は、
- 頑丈である
- コーヒーを簡単につくることができる
- ロマンがある
この3点ですね。
まずとにかく頑丈。直接火にかけておけるし、アメリカの西部開拓者から愛されるのも納得です。
そして、通常のペーパードリップのようにフィルターも使わないし、これ一つでコーヒーができちゃうからシンプルで良いですよね。食器洗いも少なく済みます。あと、作り方がとっても簡単。
コーヒー豆を挽いてパーコレーターに入れておいておくだけですぐできちゃうのは手軽で、荷物をなるべく少なくしたいし、アウトドアとの相性は抜群だとおもいます。
3つ目は私の主観的な意見ですが、ロマンのある道具だなって思います。西部劇に出てくる夜のシーンで、パーコレーターが置かれている焚火の映像が妙にかっこよく感じるんですよね。なんか「男らしい」というか。
焚火の火を見ながら、コーヒーを飲んで語り合うとか、朝ちょっと早起きして、パーコレターで手軽にコーヒーを作って温まるとか、贅沢ですよね。アウトドアにぴったりな道具だなと思います。
5.まとめ
以上、パーコレーターについて紹介していきました。
ちなみに使っているのはキャプテンスタッグのものです!安くておすすめ!
初めて、パーコレーターを使う方はこれで十分かと思います。
文章だとわかりづらい部分もあると思いますので、先日デイキャンプに行った際に
パーコレーターでコーヒーを作った動画も貼っておきます。
以上、タツでした。(@tatsu_uctv)