えぇ・・・それは壮絶な戦いでした。というかまだ続いているのですが。
ということで、現在パワハラに苦しんでいるあなたに、パワハラ内部告発を行なった私から実体験を元にメリットやデメリットについてをご紹介します。
目次
1.パワハラ内部告発の準備
まず、 パワハラ内部告発をする際は、徹底的な下準備が必要です。録音や、言われたことやされたことのメモ。証拠になりそうなものはしっかりと取っておきましょう。
詳しくは以前書いた下記の記事も参考にしてみてください。⬇︎⬇︎
基本的には 録音が一番強力な武器いなりますので、パワハラに悩んでいるそこのあなた!今すぐスマホで録音を始めましょう。音質的に本当はICレコーダー等で録音することをお勧めしたいのですが、職場にレコーダーを持ち込むのはなかなか大変だと思うので、スマホのレコーダー機能で構いませんので今すぐ録音開始!!
録音して後から聞こえなかったり、いざというところを録音し損ねた時の為に、いつ どこで 誰に 何をされたかのメモも書いておくのも良いでしょう。私の場合はevernoteに逐一されたことや言われて嫌だったことをメモしていました。
それともう一つ、できるだけ多くの味方を作っておくことも重要。パワハラについては 一人で抱え込むのが一番危険です。他にも同じように被害にあっている人がいるのであれば味方につけましょう!
2.パワハラ告発の方法。(従業員の多い職場)
次にどのような手段でパワハラの内部告発をするのか?ここも重要になってきます。
ある程度職場の規模が大きく、従業員も多いような職場の場合、「匿名で告発文」を会社に送るという手段もありますね。
企業によっては、社内のハラスメントや人間関係についてを相談できる部署などが存在するところもありますので、そういったところに相談したりするのも良いでしょう。
一番は 「誰が告発をしたのか?」がバレないようにすることが重要だと思います。
僕の経験上、大抵のパワハラ上司というのは「幼稚な人」が多いと思います。誰が告発したのかがわかってしまうともっとパワハラがエスカレートする可能性がありますので十分注意しましょう。
3.パワハラ告発の方法。(従業員の少ない職場)
結論を先に言います。 従業員の少ない職場での内部告発は非常〜〜〜に危険です!!!
前項のように匿名で内部告発できるに越したことはないのですが、小規模の会社や営業所等の場合、誰が内部告発したのかなんてすぐバレてしまいますよね?
実は私も、従業員の少ない職場にてパワハラの内部告発を行いました。私の場合は営業所のトップとその下の人間数人からのパワハラだったので告発の方法に非常に悩みました。
ここで私が内部告発した際の流れをざっと説明すると、
1.数年前からパワハラを受ける
2.証拠を取る(録音、メモ等)
3.退職を検討
4.別の社員がパワハラを原因に精神を病み退職
5.本社役員から営業所全員に対し、パワハラの事実確認有り
6.退職した社員が受けていたパワハラを第三者(私)として告発
7.パワハラ社員に対し厳重注意
8.別の社員から、注意後もパワハラが続いていることの告発
9.加害者1名が懲戒免職(首謀者数人は現在も在職中)
10.パワハラエスカレート
11.退職を検討
という感じです。
何度も言いますが僕の経験上、 パワハラ上司=幼稚です。そして人間はそう簡単に変わることはできません。なので、内部告発したところで、状況が良くなることってなかなか難しいんですよ・・・
私の内部告発についてと、告発から半年経って思うことについても記事にしているので参考にしてみて下さい↓↓↓
4.パワハラ告発と、その後について
パワハラ加害者というのは、その事実を突きつけられると途端に「被害者ヅラ」を始めます。
例えば、
「愛情表現としていじっていたのに、ガッカリだ。」とか
「仲間だと思ってたのに、裏切りやがって」とか
「まさかお前がそっち側だったなんて」とか・・・
ちなみにこれ、全部私自身がパワハラ上司に直接言われた言葉です。呆れてものも言えませんでした。
終いには、被害者への謝罪も一切なく、加害者1名の懲戒免職が決まった途端泣き出す始末・・・気持ち悪すぎて気が遠くなる思いでした。
その後も、集団からの切り離しがエスカレートし、かえって状況は悪化する結果となりました。さらに集団真理とは恐ろしく「ひょっとこが内部告発したから○○がクビになった」とパワハラ加害者以外の外野の目も冷たくなりました。
5.内部告発はしないほうが良いの??
実際に内部告発をしてみて思うのが、 そもそもそんな上司や先輩がいるような会社に長く務めたいと思いますか??ということ。
今回の一件で、余計にパワハラ上司達のどうしようも無さが浮き彫りになったという点においては、内部告発してよかったかなと思いますが、それ以降会社に通うのが苦痛で苦痛でしょうがないです!笑
結論、内部告発は「匿名」で行える環境であれば効果があるかもしれませんが、 従業員が少ない職場での内部告発はお勧めできません。あなたが損をするだけだと思います。内部告発するくらいならさっさと会社を離れることをお勧めします!他に良い職場なんて5万とありますよ!!
ちなみに、パワハラの証拠集めをしておけば、退職後の失業保険も3ヶ月待たずにもらえる場合があるみたいなのでいずれにしても証拠集めは今すぐに始めましょう。
6.まとめ
いかがだったでしょうか??パワハラ内部告発もなかなか勇気がいりますよね。私個人の意見としては相手(パワハラ上司)に期待しても無駄だと思います。言い方は悪いですが、相手は「普通の人間」ではありません。
とは言えパワハラというのは絶対許されるべき行為ではありません。これ以上バカの相手をして消耗していたらあなたが損をするだけです。今すぐ行動に出ましょう!
1まずは証拠集めをする
2味方を作る
3パワハラを相談できる部署があれば相談
4匿名での告発
5匿名で告発ができないのであれば退社を検討する
↑これが個人的にはオススメです。その他、法的に戦うという手もありますが、結構お金や労力を使うと聞くので個人的にはあまりオススメできません。
ちなみに下記のサイトでは、もう会社を辞めたいと思ったら即日退職して、後は丸ごと退職の手続きを依頼して、転職活動に専念ができるという素晴らしいサービスです!
パワハラ被害で消耗してしまった方は、会社を退職するとなってから引き継ぎの数日、数ヶ月の間に今まで以上の被害を受ける可能性があります。
何度も言いますが、どんな理由があってもパワハラは「悪」です。あなたは何も悪くありません!こういうサービスを利用するのも手ですよ!以上、タツでした(@tatsu_uctv)
今日は、パワハラ内部告発いついてと、その後についてを語っていきます。