現在公開中、1992年に公開された長編アニメーション「アラジン」の実写リメイク版を鑑賞してきましたのでその感想を語っちゃいます。
これまでもディズニーは「アリスインワンダーランド」や「美女と野獣」最近では「ダンボ」などの長編アニメーションの実写映画化だけではなく、ディズニーランドのアトラクションを実写映画化した「パイレーツオブカリビアン」や「ホーンテッドマンション」など数多くの実写映画化をしてきたわけですが、ここ数年はその「実写化」がどんどん加速しておりまして、2019年夏には「ライオンキング」2020年には「ジャングルクルーズ」と「ムーラン」の公開が決定しております。
今作も基本的なプロットや音楽についてはアニメ版と同じですが、ところどころ「現代的」なアレンジが加わっていたり、新曲が加わっていたり、実写ならではのアクションシーンが追加されており、結論から言ってしまうと「大満足」な映画でした。
アラジンを(字幕)で見てきましたがもう最高でしたね。
・ジャスミンが美人過ぎる
・新曲スピーチレスで泣かされる
・青いウィル・スミスじゃなくてしっかりジーニー
・笑えるポイント多数
・パルクールアクションがかっちょいい。
・アブーは原作に劣らない可愛らしさこりゃ吹き替えも観たい。 pic.twitter.com/RaogNLb6ry
— ひょっとこ@しがないサブカルリーマン (@hyottoko_games) 2019年6月22日
目次
1.アラジン(実写)あらすじ
「アラビアン・ナイト」の物語をベースに、不思議なランプを手に入れた若者が愛する女性を守るため繰り広げる冒険を描いたディズニー・アニメの名作を、「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督のメガホンでディズニーが実写映画。生きるために盗みを働きながらも真っ直ぐな心を持ち、人生を変えるチャンスをつかもうとしている青年アラジンと、自立した心と強い好奇心を抱き、自由に憧れる王女ジャスミン。2人の運命的な出会いをきっかけに、それぞれの願いは動き始める。そしてアラジンは、邪悪な大臣ジャファーの甘い誘いに乗り、魔法の洞窟からランプを引き受けるが……。魔法のランプから登場するランプの魔人ジーニーをウィル・スミスが演じる。アニメ版でアカデミー主題歌賞を受賞したアラン・メンケン作曲、ティム・ライス作詞の「ホール・ニュー・ワールド」などおなじみの楽曲も流れるほか、「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」のベンジ・パセック&ジャスティン・ポールが手がけた新曲も物語を彩る。
引用:映画.com
2.アラジン(実写)予告
引用:YouTube
3.アラジン見どころ
1アグラバーの町の再現度がすごい
2青いウィル・スミスがしっかりジーニー
3アブー、魔法の絨毯、ジーニーとのチームワークが光る
4役者達がハマり役
5オリジナルとの変更点が良い
6新曲スピーチレスが良い。
7ジャスミンが美人
8山ちゃんの吹き替えが見たくなる
①アグラバーの町の再現度がすごい
本作の舞台である架空都市「アグラバー」なんですが、再現度がものすごいです。
冒頭アグラバーの町がスクリーンに映った瞬間、一目見ただけで「あっアグラバーだ」「アラジンが始まる」という映像的な説得力の高さに驚かされました。
引用:4travel.jp
ちょっとしたトリビアですが、この「アグラバー」という町はインドの「タージマハル」がある「アーグラ(アグラ)」という都市がモデルになってみたいです。インドだけではなく原作である「千夜一夜物語」がペルシャ(現在イラン)の話のため「インド+アラブ」な世界観を持ち合わせたのが「アグラバー」という架空の都市の原点となっているみたいです。
②青いウィル・スミスがしっかりジーニー
最初に公式の予告が出た時にSNSでもかなり話題になっていましたが、
「ジーニーが青いウィルススミスにしか見えませんでした」
「実写版「アラジン」のジーニーがただのウィル・スミスさんだと話題」 https://t.co/Ws2udKRgtM
「ジーニーじゃない。ウイルス・ミスだ」(c.v石田彰)
— いくよ (@Mayo_NK) 2019年2月11日
私も正直見る前は、僕たちが好きなあのジーニーとは別物になってしまうんじゃないかと心配していましたが、しっかりジーニー役にはまっていて、見終わった後はホッと胸を撫で下ろしました。
名曲Friend Like Meのシーンも原作アニメーションと同じく楽しめたし、コメディ要素も抜群で大満足です。
③アブー、魔法の絨毯、ジーニーとのチームワークが光る
この映画の監督であるガイリッチーは個人的に「チームワーク映画」を撮るのが上手な映画監督だと感じていまして、過去のフィルモグラフィを見ても「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」のような所謂「チームケイパー物」や、シャーロックホームズの実写版やコードネームUNCLEのような「バディ映画」など、とにかく「チームワーク」が光る演出がお手の物な監督なわけです。
それもあって今作の「アラジン」もランプの魔人ジーニーと、猿のアブー、魔法の絨毯とアラジンのチームワークが見ていてとても心地よい。
さすがガイリッチー。お見事という感じでした。
④役者達がハマり役
今作は脇も含めて、役者達のハマり役がお見事だと思います。メナ・マスード(アラジン)のいい男ぶりもイヤミすぎなくてちょっと抜けてる感じがとても好感が持てたし、原作のジャファーのルックスからよくマーワン・ケンザリを抜擢したなとか、あんなにひょうひょうとしていたサルタンをナヴィド・ネガーバンという渋めな俳優にしてみたり。
引用:ciatr
その他、ヒロインであるジャスミンを演じるのは、一昨年(2017年)劇場公開された「パワーレンジャー」でピンクレンジャー役を務めた「ナオミ・スコット」
無名ながら今作に大抜擢された彼女ですが、エキゾチックでとても素敵な女性です。ディズニープリンセスにぴったりの女性ですね。
引用:FRONTROW
個人的には今回新キャラとして登場する、ジャスミンの侍女で幼い頃から親友同士だったという役の「ダリア」も魅力的なキャラだなと思いました。
アニメ版にはジャスミン意外に女性の主要登場人物がいなかったわけですが、今作では「女性同士の友情」も描かれていて現代的にしっかりアップデートされていました。
どの役者も本当にハマっていたなという印象です。
⑤オリジナルとの変更点が良い
今作ところどころにオリジナルとの変更点があります。
特徴的なのはヒロインジャスミンの強い女性としての描かれ方が、ハッキリとオリジナル版より濃くなっている点。
アニメ版は愛する相手との結婚を夢見る女性でしたが、実写版では自らの力で国を治めようと志す自立した女性として描かれています。
ラストの展開も、現代的にアレンジがされていて好感がもてました。
引用:FRONTROW
⑥新曲スピーチレスが良い。
今作は基本的には原作アニメで使用された曲をリメイクして使用されていますが、新曲としてヒロインのジャスミンが歌う「スピーチレス」という曲が追加されているのですが、これがかなりの名曲です。
アラジンの曲といえば、「ホールニューワールド」というイメージがありましたが、完全にスピーチレスが食っちゃってます。
作曲はディズニー音楽の巨匠アラン・メンケン、作詞は「ララランド」「グレイテストショーマン」のベンジ・パセックとジャスティン・ポールが担当する超豪華ソング。
ディズニー映画史に残る間違いなく名曲ですね。当方も最近はアラジンのサントラをヘビロテしてます。
アラジンはホールニューワールドってイメージがあったけど、確実に今作はスピーチレスが食ってる。
ジャスミンが後半で歌うシーンはエモ過ぎて鳥肌が立ちましたね。 https://t.co/5UshsxtlpG @CINRANETから
— ひょっとこ@しがないサブカルリーマン (@hyottoko_games) 2019年6月23日
⑦山ちゃんの吹き替えが見たくなる
吹替版のジーニーの声優を担当したのは、アニメ版でも吹き替えを担当している山寺宏一さん(通称:山ちゃん)です。
ジーニーといえばやっぱりこの声なんですよね。今でもディズニーランドのアトラクションやパレードで聞くのは山寺さんの声ですよね。
字幕版も面白かったですが、吹替版でも見たくなってしまいました。
引用:ねとらぼエンタ
4.ざっくり一言、映画レビュー
アニメと一緒でしょ?実写化ばっかりしてなんなのよ。
と思ってまだ観に行っていないそこのあなた!!
この作品は、
「アラジンを現代にアップデート!!アニメ版とは別物です。」
内容も現代風にしっかりアレンジされているだけではなく、登場人物の人物像からしてアニメ版とはまったくの別物です!
まごうことなき「新作」です!
是非この機会に劇場でご覧になって下さい!
自分は字幕版で観ましたが、吹替版も観に行く予定です!
5.まとめ
以上、アラジン(2019)の実写版についてネタバレなしでみどころを紹介していきました!
ディズニー映画はこれからも実写版の制作、公開が決定しているので目が離せませんね。
今月はライオンキングも公開予定なので楽しみです!
以上、ひょっとこでした。(@tatsu_uctv)