ロケットマン鑑賞してきました。
・タロンエガートンの歌声が素晴らしい。
・波乱万丈の人生、愛の追求のお話
・エルトンが、ド派手な衣装で身を纏う意味は?
・Your songが生まれるシーンでグッとくる
・ミュージカルシーン多めで踊り出したくなる#ロケットマン#タロン・エガートン pic.twitter.com/4Prlbd6MHX— ひょっとこ@しがないサブカルリーマン (@hyottoko_games) August 31, 2019
目次
1.ロケットマンのあらすじ
グラミー賞を5度受賞したイギリス出身の世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの自伝的映画。並外れた音楽の才能でまたたく間にスターへの階段を駆け上がっていった一方で、様々な困難や苦悩にも満ちたエルトン・ジョンの知られざる半生を、「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」や「ロケット・マン」など数々のヒット曲にのせたミュージカルシーンを交えて描いていく。イギリス郊外の町で両親の愛を得られずに育った少年レジナルド(レジー)・ドワイトは、唯一、音楽の才能には恵まれていた。やがてロックに傾倒し、ミュージシャンを目指すことを決意したレジーは、「エルトン・ジョン」という新たな名前で音楽活動を始める。そして、後に生涯の友となる作詞家バーニー・トーピンとの運命的な出会いをきっかけに、成功への道をひた走っていくが……。日本でも社会現象となった大ヒット作「ボヘミアン・ラプソディ」で、降板した監督に代わり映画を完成させたデクスター・フレッチャーがメガホンをとり、「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーンが製作を担当。同じく「キングスマン」シリーズでブレイクしたタロン・エガートンがエルトン役を務め、吹き替えなしで歌唱シーンもこなした。エルトン・ジョン本人も製作総指揮に名を連ねている。
引用:映画.com
2.ロケットマンの予告
引用:YouTube
3.ロケットマンの見どころ
①タロンエガートンの名演が素晴らしい
②笑いあり、涙あり、踊りあり、ドラッキーな描写あり
③ミュージカルシーンがほど良い
④エルトンジョンのド派手な衣装の意味
①タロンエガートンの名演が素晴らしい
ボヘミアンラプソディーの監督を途中で降板したブライアンシンガーに変わり監督を務めた、デクスター・フレッチャーが今作「ロケットマン」も監督をしているということもあり、どうしても同じアーティストの伝記映画ということで、ボヘミアンラプソディーと比べざる終えないわけですが、今作は全くと言っても良いほど異なる内容の映画になっていました。
その一つに、ボヘミアンラプソディーでは実際のクイーンの音源に合わせて演者が演じる、要は口パク映画だったのに対して、今作は主人公を務めるタロンエガートンが実際にエルトンの曲を歌っています。
私は不勉強なためエルトンジョンの曲はYour songしか聞いたことがないので、「似ているのか?」についてはよくわからないのですが、ボヘミアンラプソディーにてラミマレックが細かな仕草やステージでの立ち振る舞いを徹底的に完コピした演技を披露したのに対して、演技がただのモノマネじゃなくてちゃんとタロンエガートンが「エルトンジョンに見える」演技をしていたところが印象的でした。
故に、感情移入をしていまいライブシーンなど歌を歌うシーンはどのシーンもグッとくるものがありました。とにかくタロンエガートン歌うますぎです。最近はサントラを聞きまくってますよ!
②笑いあり、涙あり、踊りあり、ドラッキーな描写あり
今作はてらいなくミュージカルシーンを取り入れているので、歌ったり踊ったりとにかく楽しいシーンが多いです。更に、実際に薬物とアルコールの重度の中毒者だったこともあり、物語も後半に行くにつれてエルトンジョンの実人生と同じく、虚構と現実の区別が付かなくなっていき、かなりドラッギーな描写が増えていきます。まるで泥酔状態でふらついている時のような感覚を映像から体験することができます。(笑)
酒をガバガバ飲むシーンや、薬を口いっぱいに入れて飲み込むシーンなど結構強烈な映像もありました。あさからコップに並々と酒をついでオレンジジュースを入れて飲んだりとか、もうめちゃくちゃな生活ぶりも印象的でした。笑
③ミュージカルシーンがほど良い
個人的にミュージカル映画というのがどうも苦手で、なんで急に歌い出すんだ!とか思っているタイプなのですが、今作はミュージカルシーンが多すぎず安心して見ることができました。
ララランドもそういう意味ではミュージカルシーンが抑えめの映画でしたが、あれだと逆に「ミュージカル感」があまり感じられず物足りなかったので、本作は本当に程よいバランスかなと感じました。ミュージカルが苦手な人や、あまり見ない人でもすんなりと受け入れられることでしょう。
④エルトンジョンのド派手な衣装の意味
エルトンジョンについてあまり詳しくなくても、ステージ衣装が派手なことは多くの人がご存知なのではないでしょうか?今作の主人公タロンエガートンが主演しているキングスマンの2作目ゴールデンサークルにもエルトンジョン自身として出演していますが、その際もド派手な衣装で出演をしています。
なぜ、彼はド派手な衣装を着ているのか?
なぜ、いつも大きめのサングラスをしているのか?
個人的には、一種の変身願望と同じで、自分以外の人間になりきる為に派手な衣装に身を包む。要するに鎧の役割を果たしているのかなと感じました。
更に劇中特に語られることはありませんでしたが、普段している大きめのサングラスはきっと「涙を隠す為」「表情を隠す為」これも衣装と一緒で鎧の一種なのかなと解釈しました。
4.ざっくり一言、映画レビュー
ドラッグ、セックス、ロックンロール映画!
とにかく、タロンエガートンが途中からエルトンジョンに見えてくる程の体を張った演技と素晴らしい歌声にきっと驚くと思います。
後半のドラッグ描写や、アルコール依存描写も秀逸で、グラングランになること間違いなし!歌って踊って、時々泣いて。ありとあらゆる感情で鑑賞できる不思議な映画でした!!
まとめ
私は、あまりエルトンジョンについてを知りませんでしたが、この映画で彼にものすごく興味が湧きました。曲も最高で最近はよく聴いています。
史実と若干異なるところもあるみたいですが、大事なのはそういうことではないですよね!
是非、劇場で鑑賞してみてください!
以上、ひょっとこでした。
先日、YouTubeでもロケットマンの感想を語りましたのでこちらもどうぞ!