というか、そもそもレコードなんて今でも売ってるの!?
復刻レコードなんかも最近は流行っているよ!
目次
1レコードの魅力
Ⅰ.音楽の聴き方の移り変わり
ひと昔前は、CDを借りてきて、MDやカセットテープに録音をして音楽を聞いたものです。それが、時代と共に音楽の聴き方も変化していき、CDをIpodに入れて持ち歩いたり、スマホに音楽を取り入れて聞いたり、最近ではサブスクで音楽を聴き放題になってみたり!!
こんな便利な時代を、10年前は想像できたでしょうか?そんな時代になると、30年以上も前、音楽を聴くと言ったらレコードだった時代のことを知らない人も多いのではないでしょうか?
私自身も、30代前半なので、物心がついた頃にはすでにCDが存在しており、レコードで音楽を聴くというのは10代後半になるまで経験したことがありませんでした。
Ⅱ.サブスクが主流な時代になって
ちょっと話は脱線しますが、サブスクで音楽を聴くようになってからのあるあるだと思うんですが、アルバムを通してじっくり音楽を聴く機会って結構減ってないですか?BGMとしてかけっぱなしだったり、車の中で移動中にかけるなんて事がほとんどで、歌詞カード見ながら音楽をじっくり聴く。忙しい現代人には、そういう機会が減ってきてるのではないかと思います。
なんなら、1曲を最後まで聞かずに、すぐに飛ばしてしまったり、自分で好きな曲でプレイリストを組んで再生したりなんて人が多いのではないでしょうか?
でも本来は、アルバムというのはアーティストが10曲程思いをまとめて詰めて、なんなら曲順も意図して組んでいる事もあるので、アルバム全体をしっかり味わって欲しいという気持ちで作品を作っているはずです。
でも、気がつけば、便利が故にそいう作り手の気持ちを考えず、手っ取り早く時短で便利である事が正しい世の中になっているのではないかと、私は思うんです。ちなみに偉そうなことを並べてきましたが、自分もサブスク自体は最高!と思って使ってるんですけどね・・・
Ⅲ.なぜ、レコードを勧めるのか
ではなぜ、今この時代にレコードで音楽を聴くところ進めるのか。
結論は、やっぱり不便だからなんです。
え?って思いますよね。でも、不便だからこそ、じっくり音楽に向き合う事ができるんです。気軽に早送りができないし、サブスクみたいにプレイリストを組めないので、しっかり1つのアルバムを味わい尽くせるんです。1曲じっくり聴き込めば、普段聴いている曲でも違う発見があるかもしれないです!
持ち運びもできないので、レコードをセットしてじっくり音楽を聴く。こんなに贅沢な時間があるでしょうか?コーヒーを淹れて、ちょっと一息つきながらレコードを聴く。とても贅沢です。
ケースもCDの何倍もある大きさ。ジャケットを飾れば、インテリアとしても最適!じっくり、ジャケットも眺めてみましょう!
あとは、音!デジタルサウンドは透き通って綺麗かもしれませんが、レコードはノイズが出ます。でもそのノイズがジリジリ・・と聞いていくうちに心地よく感じるんです。レコードならではのノイズも味わって欲しいです。あと、中音域が強調された、ウォームでファットな音質も魅力の一つ。デジタルにはない、温かみのあるサウンドは病みつきになります。
2レコードプレーヤーってどこで買えるの?
じゃあ分かった、レコードの良さは分かったけど、どこでレコードプレーヤーなんか買えるんだ?そう思いますよね?昨今は、レコードの再燃もあってか、意外とどこでも手に入れやすい環境になってきています。1万円もあれば、上等なレコードプレーヤーが購入できると思います。
おすすめは、まずION AUDIO 「MAX LP」というプレーヤー。ステレオスピーカーが内蔵されているので、別でスピーカーを用意しなくても、これだけあればレコードを楽しめるという優れもの。もちろん、音質にこだわりたい方は、スピーカーの接続も可能です。
あと、PCと接続して録音をする事も可能なので、アナログ音源をデジタル音源に変換して楽しむ事だってできちゃうんです。Bluetooth接続にも対応しているので、Bluetoothイヤホンなんかに音を飛ばして聴く事もできます!
Voksun のレコードプレーヤーも、レトロなデザインでおすすめ!こちらもBluetooth接続ができたり、基本的な性能はION AUDIOと同じですが、ルックスとコスパは最強!これもおすすめです!
あと個人的におすすめなのが、ハードオフでの購入。気になるけど、ハマるかわからないし・・・という人が多いと思うので、そんな方にはハードオフのジャンク品コーナーでディぐる事をおすすめしたいです。
私自身も、高校時代にジャンクコーナーで「針がもうだめです」と書かれたレコードプレーヤーを購入し、針を交換して10年以上使用しています。ちなみに価格はなんと500円でした。笑
3レコードって今でも売ってるの?
私のお気に入りの購入方法は、やっぱりハードオフとブックオフでの掘り出し物探し。俗に言う、「ディぐる」ってやつですね。かなり古いレコードやちょっとレアなお宝レコードがなんと100円で手に入ったりします。以前、100円で購入したレコード盤が、ヤフオクやメルカリで1万円で売買されているのを見かけた事もあるので、侮れないです。
しかも、所謂ジャケ買いなんかも、中古でお求めやすい価格だからこそしやすいのも魅力の一つです!是非、いますぐお近くのブックオフやハードオフへ!!
それから最近は、アナログブームの再燃もあって、過去の名盤の再販がされたり、アーティストによってはレコードとCDの両方を発売するケースも増えてきています。
CDは結局PCに取り込んだあと、CDとして聴く事って意外と少ないと思います。また、結局取り込んで聴くならサブスクで良くない?という事で、好きなアーティストの新譜が出たら、レコードで買ってみませんか?新しい音楽体験ができる事を約束します!
ちなみに、下記にHMVのアナログ盤に関するニュースのURLを貼っておきますので、最新情報をチェックしてみてはいかがでしょうか?
4始めよう、レコード生活!
2021年には、渋谷区にTOWER(タワー)VINYL(ヴァイナル)SHIBUYA(シブヤ)というアナログレコード専門店ができたり、レコードの生産量自体も近年確実に増えてきています。
下記の動画で、オカモトズのオカモトショウさんも言うように、「レコードは所有欲を満たしてくれる」というのすごく大事なポイント!CDはPCに取り込んだあと、CDとして聞くことが少ないひとも多いと思いますが、レコードでひと手間かけて音楽と向きあう贅沢。ぜひ皆さんにも味わっていただきたいです!
以上、タツでした!(@tatsu_uctv)
今回は、レコード生活の魅力について、ご紹介します!