毎朝ドヨーンとしてたよ。
報復が怖くて毎日ドキドキだったよ。
内部告発するなら転職を検討する方がいいかなって思う。
環境は良くなった部分もあるよ。
目次
1.内部告発の経緯
そもそも何故、内部告発をしようかと思ったのかの経緯について軽く説明しておきます。
発端は昨年、職場の同僚がパワハラを告発し、事実関係の確認が社内で行われたことがきっかけでした。私は洗いざらい全てのパワハラ被害の内容と、同僚がパワハラを受けていたことを告発しました。
パワハラ被害に疲弊していたこともあり、その年の年末には自分も退職を検討していたので、そのまま黙って会社を辞めていれば良かったなと今となっては思いますが、パワハラ上司達から毎日のように嫌な思いを受けていたし、家族のことまでバカにされたことを私自身も根に持っていたこともあり、半分ヤケクソになってノーガード戦法(その後の事は考えず、正直に受けたパワハラを告白)で体当たりをしてしまいました。それが内部告発をした経緯です。
余談ですが、スマホに今まで受けてきたパワハラについては全てメモしていたので、告発はスムーズに行えました。笑 更に告発後に、事務所での嫌がらせも加速したので、録音をしたりしっかり証拠作りをしておきました。皆さんも告発するなら準備は怠らないようにしましょうね!証拠作りについては過去の記事でもご紹介しています↓↓↓
2.パワハラ内部告発後の職場の変化
引用:写真AC
私が勤めている職場には、主に4人のパワハラ上司がいました。過去形なのは、もう既に2人は退職して、1人は異動していった為、残ったのは1人だからです。内部告発後にパワハラ上司から呼び出され、
上司「お前のことをツレだと思っていたのに。ツレを売るやつは一番キライだ」
などと顔を真赤にして詰め寄られたりもしましたが、私は冷静に
私「そもそも私はあなたのツレではありません」
と言ってやりました。その後も激昂する上司に対して冷静に対応すると、
上司「もうめんどくさい、これで今までのことは無かったことにしろ」
と言っていきなり目の前で土下座をされました。
内部告発をしたのは、どこかで「もしかしたら上司も自分達への態度を改めてくれるのではないか?」という期待もあったのかもしれませんが、その安い土下座を観た瞬間に一気に冷めてしまいました・・・「俺はこんな上司についてきてしまったのか」と。
その後のパワハラ上司達は、会社から誓約書を書かされて「次にハラスメントと思われる行為を行った場合は処罰する」的なことを約束したらしいのですが、私や同僚は仕事に差し支えが出るほどの「無視」をされるようになりましたし、明らかな嫌がらせ行為はそこから加速しました。今回の告発に関わった人間は皆何かしらの嫌がらせを継続して受けていたのでもちろん会社に報告がいき、2名の自主退職と1名の異動という形でこの告発は終止符を打ちました。
ただですね・・・
バカって一生治らないんですよね。
まず、パワハラ加害者は高い確率で「被害者ヅラ」をします。そして、加害者同士傷を舐め合い、更には有る事無い事吹き込んで仲間を増やそうとします。そしてまた同じことを繰り返す。
私も、ハラスメントをしてくる人数が減っただけで、結局あまり状況は良くならなかったかなと半年経って思います。
2.内部告発して良かった点
ただ悪いことばかりではもちろんありません。パワハラ加害者2名の退職後は、それまでの職場環境とはまったく変わったのでまるで違う会社に勤めているような感覚があります。今までは、断るごとに「バカ」だの「辞めちまえ」だの、「お前を雇ったのは本当に間違いだった」、みたいなやる気を削ぐようなことを毎日のように言われていたので、それが無くなっただけでもかなりストレスフリーです!
上述しましたが、残った1人についても仕事に差し付けるほどの無視にはさすがに困っていますが、下手に喋りかけられてハラスメントを受けるよりは無視されている方がまだマシで、関わりが極端に減ったので楽になりました。目の前にいるのに、なんでもかんでも全部メールでよこしてくるし、なんとしてでも関わりたくないみたいですが、なんかあまりにも対応が幼稚過ぎて笑えてくるほどです。
内部告発によって良くも悪くも環境がガラリと変わることは間違いありません!!
3.内部告発して悪かった点
内部告発をして半年が経って感じる、大きく3つのデメリットを上げると
2.腫れ物に触るように扱われる
3.会社に動いてもらった以上辞めづらくなる
この3つのデメリットがあると思います。
1.残ったパワハラ上司からの当たりが強くなる(または無視される)
これは、しかたないことですが、パワハラ上司は自分のハラスメントを告発されても反省することは99%ないと思います。そして大半のパワハラ上司は逆上して「報復」をしてくると思います。
私も、「無視」「遠回しな嫌味」「情報共有をしない」など告発前以上に陰湿なハラスメントも受けました。仕事に差し支えの出るレベルのものはさすがに困るので指摘をしましたが、本当にバカを相手にするというのは疲れます。社内の揉め事がひどすぎて、仕事しに行ってるはずなのに、何やってるのかよくわからない時期もありましたね。
2.腫れ物に触るように扱われる
上述した通り、パワハラ上司は自分を正当化するため、有りもしない嘘などで周りの気を引いて味方を増やそうとします。するとそれがどんどん噂となって広がり、事実と異なる話となり社内に広まります。
その結果、内部告発をした私を白い目で見てくる人も当然いました。今も面白がってそうやって言ってくる人もいます。その他、以前までとは接し方が明らかに変わってまるで腫れ物に触るように素っ気ない態度を取る人も増えました。
パワハラの内部告発をすると、その本人だけではなく周りの人のアナタに対する接し方も間違いなく変わるので注意が必要です。
3.会社に動いてもらった以上辞めづらくなる
ここが正直一番きつくて、もともと昨年末に会社を退職することを検討していましたが、まさか内部告発によってここまで会社が動いてくれるとも思っていなかったので、ここまでしてもらった以上しばらくは辞めづらいという気持ちもあります。実際、告発前に比べれば明らかに環境は良くはなったので、その恩を仇で返すことはできません。
それでも、未だに上記のようなストレスも多いし、転職をしたいという気持ちは半年経ってもあまり変わりませんでした。現在はコロナウイルスの関係で、タイミングでは無いなと思い転職は考えていませんが、しばらくは会社を辞めづらくなるのは否めないです。
4.結論、内部告発するなら転職がいい!!
結論、パワハラに悩んでいるのであれば転職をするのが一番良いと思います!!特に私のように小さい職場で働く方は、異動等もできないので働く環境を変えるというのはなかなか難しいと思いますし、内部告発をすれば周りのアナタに対する態度は悪化する可能性が高いです。人はなかなか変わることができない生き物です。相手が変わらないなら自分が環境を変化させるしかありません。
もし、内部告発を考えている方がこの記事を読んでくれているのであれば、是非参考にしてみて下さい。
今回は、パワハラ内部告発から半年経って思うことについて書いていこうと思います。