最近のミラーレス一眼レフカメラには、ファインダーが小さかったり、もはやファインダーが無いモデルというのも徐々に増えつつあります。また、スマホで写真を撮るのが主流となりつつあるので、モニターだけで写真を撮る人はどんどん増えていると思います。
そこで、今日は私なりに「それでもファインダーを覗いて写真を撮る理由」について考えてみました。
1.結論、ファインダーは必要!
実際のところ、実は私もシチュエーションによっては、モニターを見ながらの撮影も全然します。なんなら比率でいったら6:4でモニターを見ての撮影が多いかもしれません。それでも私は、ファインダーを覗いての撮影というのは絶対に必要な要素だと思います。これからも、ファインダーを覗いて撮影します!
以前、α7cという世界最小が売りの、フルサイズsonyミラーレス一眼カメラを使用していたことがあります。そのカメラは、フルサイズでありながらコンパクトであることを優位性としていて、私もコンパクトで気に入って使っていました。
でも、唯一気に入らなかったのが、ファインダーの位置と大きさ。撮影において、機材のコンパクトさの重要性については、カメラ好きの方ならよくお分かりだと思うんですが、ファインダーがカメラの中央にない点と、小さくて見づらいというのがどうも気になってしまったんです。
それが理由で、約1年使用後α7Ⅳというカメラに買い替えた経験がある程、ファインダーを重要視しています。その理由を次項からご紹介します!
2.明るい場所での撮影
屋外など、明るいシーンでの撮影の際に、モニターだと画面が反射してしまって見づらいということがあると思います。モニターの明るさを調整してやるという手もありますが、どうしてもバッテリーの持ちに影響してしまいます。
そういう時こそ、ファインダーを覗いての撮影が最適!アイカップで目が覆われて、しっかり光を遮断してくれます。屋外での撮影は基本ファインダーを覗いての撮影というのをオススメしています。
ちなみに、このアイカップですが純正だと浅めのものが付いている事がほとんどですが、社外品で深めのアイカップが発売されているので、私も深さのあるアイカップに買い替えて使用しています。より、光を遮断して撮影に集中できるのでオススメ!
3.撮影に集中する、ピントを掴みやすい
ファインダーを覗くことで、撮影する構図以外の情報というのは、一切入ってこなくなるので純粋に「撮影に集中できる」というのもメリットになります。
モニターでの撮影になると、どうしてもそれ以外の情報も目を通して入ってきてしまうので、写真を撮影する際に気が散ってしまうという人も少なく無いのではないでしょうか?そういったことを防ぐためにも、ファインダーを覗く事で、物理的に情報を遮断するようにしています!
また、モニターでは分かりづらいピントについても、ファインダーを覗くことでピントの山を掴みやすいというメリットもあります。特にMF撮影なんかの場合で、モニターでの撮影だと微妙にニュアンスを捉えづらいことがあるので、そういった時はファインダーを覗くことをおすすめします!
4.手ブレを抑える効果
モニターを見ての撮影すると、どうしても両手のみでカメラを構えての撮影になるし、手を少し伸ばしての撮影なんかになると、カメラが重い場合には手がプルプル震えてきたりなんかして、結果手ぶれした写真になってしまったなんて事があると思います。
ただ、ファインダーを覗き込んでの撮影となると、頭と手の三点でカメラを固定できる上、自ずと肘を曲げてカメラを支えるのに一番最適なポーズとなる為手ぶれを抑えて撮影することが可能になります。
一度しかないシャッターチャンスなのに、後から見返したら、手ぶれがひどい写真ばかりだった、なんてことがないためにもファインダーを覗いて写真を撮影してみませんか?
5.シンプルに好き
これはもうマインドの問題なのですが、一眼レフを持った時からファインダーを覗いて写真を撮ることが当たり前になっていたのもあって、シンプルにファインダーを覗くのが好き!というのがあります。カメラで写真を撮る=ファインダーを覗く楽しさ。になっている私からすると、ファインダーが無いカメラはカメラではない、くらいの拒否反応がありますね。
スマホはモニターを見て撮影するのが基本ですが、一眼レフならではの撮影というと、ファインダーでの撮影なんですよね。一眼にしかできない撮影方法だからこそ、ファインダー撮影にこだわりたりたくありませんか?
7.まとめ
一眼レフのファインダーはいるのか?について考えましたが、私は絶対にファインダーはいると思います。撮影シーンや状況により、モニター撮影の方が便利なことも当然あるので、絶対ファインダーを覗き続けるではなく、臨機応変にスタイルを変えるのがいいと思いますが、「ファインダーはいらないよ」というのは少しもったいない考え方だと思います。
是非、皆さんもファインダー越しの世界を楽しんでください!