今回は、SONY Eマウント フルサイズ用 初心者向けおすすめレンズについてご紹介していきます!!
私のような、小遣いサラリーマンでも、コツコツ貯めて購入できる、オススメのレンズを5本厳選しました。それぞれのレンズの使い分けなどもご紹介させて頂きます。
目次
1.ズームレンズ TAMRON28-200mm F2.8-5.6 便利ズーム
まず最初にオススメしたい一本がこのTAMRON28-200mm F2.8-5.6のいわゆる便利ズームレンズと言われるレンズです。
正直、最初はコレ一本あればなんでも撮れちゃいます。
広角側は28mmからと比較的ワイドに撮影もできるので、風景写真やスナップ写真でも気軽に撮れる画角で撮影しやすいレンズとなっています。
また、このレンズで特出しておすすめできる点が、まずテレ端側がなんと200mmまで望遠できる点。これはこのレンズのかなりの強みとなっています。グーッとクローズアップして撮影する事も可能なので、「もう少し寄って撮りたい」と思った時に、このレンズ一本で全部撮影できちゃう優れものです。
また、望遠端200mmでは最短撮影距離0.8mの接写も可能なので、はっきり言ってこれ一本持っていれば、撮れない写真は無い!と断言してしまっても良いでしょう。200mmまで望遠すると、「圧縮効果」という撮影効果も利用できるので、撮影のレパートリーがかなり多いのも特徴です。
さらに、このレンズは質量575gと小型・軽量設計というのもポイントで、通常200mmの望遠レンズってもっと重くてでかい物が多い中、これだけの軽量コンパクトなレンズは他にはないと思います。
と、ここまで良いところばかり上げたら、「え?じゃ他のレンズいらないじゃん」となりそうですが、気になる点としては、画質。どうしても他のズームレンズや、単焦点レンズ等と比べてしまうと、仕上がった写真の質には若干不満が・・・特に四隅の画質低下は気になってしまいます。とはいえ、私のようなアマチュアカメラマンの使用としては、全然問題ない範囲だと思います。
あとは、AF性能が若干不安な場面も感じられます。これは、使用するボディとの相性等もあると思いますが、α7cで使用していた際に、特に顕著にAF性能の不安を覚える事がありました。
とはいえ、ここまで欠点が少なく、便利なズームレンズは他に間違いなくないので、最初の一本に超おすすめの一本です!!G2が出たら間違いなくそれも買っちゃいますね、妻に怒られそうですが。笑
2.ズームレンズ SIGMA 24-70mm F2.8 標準ズーム
たぶんほとんどの方が、カメラを買ったら最初に買うのが、標準域のズームレンズだと思うのですが、私は今回おすすめするラインナップの中で、一番最後に手に入れたのがこのSIGMAのレンズになります。
先にこのレンズは欠点をお伝えすると、とにかくでかくて重い・・・が故に、購入をずっと躊躇っていた一本になります。前述した通り、いろんなズームレンズや単焦点を使用した後に手に入れたレンズという事もあって、そのでかさと重さには最初は驚きました・・・
ただ、標準ズームレンズといえば、他に数ある中で何故このレンズを選んだか?なのですが、まずは焦点距離が24mm始まりである点がポイントでした。
標準レンズ購入時に、TAMRON28-75mmF2.8のレンズか、SONY 24-105mmF4のレンズかで悩んだのですが、TAMRONレンズは、使用している28-200mmのレンズと広角側の28mm始まりが被ってしまうのが気になり、もう少し広角側から撮影したいと思い、sonyのズームレンズと最後まで悩んだ結果、重いけどF2.8通しがいい!!と思い、SIGMAのレンズに決めました。
このレンズ、圧倒的な描写力を持っており、単焦点レンズとも引けを取らない素晴らしい描写で、ズームレンズでここまで綺麗な写真撮れるなら、もうこれ一本でいいじゃん!!という事で、最近は風景もポートレート撮影もすべてこれ一本で行なっています!!
強いて気になる点をもう一点挙げるとすると、広角側で撮影時の周辺減光。これは結構きになりましたが、RAW現像時に修正すればなんとかなるのと、個人的には周辺減光している写真も味として受け入れられるので、今のところ許容範囲です。
3.単焦点レンズ SAMYANG AF 24mm F2.8
私のような、小遣いサラリーマンの強い味方、サムヤン!
サムヤンレンズの魅力といえば、なんと言ってもコスパ!とにかく安いです。更にこの24mmF2.8のレンズは軽量コンパクトなのも魅力の一つで、持ち運びがとても楽です。更に24mmという広角な画角な為、お手軽に外に持ち出してスナップ撮影をするなどの用途にとても適したレンズといえると思います。また、F2.8と明るさも十分なので、暗所での撮影でも問題なくこなす事ができるかと思います!
また、フルサイズカメラとジンバルを組み合わせた動画撮影なんかにも使用していて、どうしてもジンバルを運用するとなると総重量がかなりヘビーになるので、長時間撮影をしていると腕がしんどくなるところ、このレンズは93gというものすごい軽さなので、動画撮影でも力を発揮してくれると思います。
ただ、欠点もちょっと多くて、軽いがゆえにビルドクオリティについては、他社製品に比べて若干チープ感は否めません。これはしかたがないですよね。また、撮影環境によっては周辺減光もちょっと気になるのですが、これについては編集で手を加えればなんとかなる範囲かと思います。
欠点も少し多いものの、軽くて安いは相当魅力的なので、あまりレンズにコストをかけられないけど、単焦点レンズをしようしてみたい!とか、広角レンズが欲しいという用途にはかなりオススメのレンズといえます!
4.単焦点レンズ SONY 35mm F1.8
だいたいの方が、最初は便利な標準ズームレンズを購入して使用する事が多いとは思うのですが、しばらくすると「もっと背景がボケた写真が撮りたい!」という思いから、単焦点レンズを使用してみたくなる方が多いと思います。そこで、Eマウントレンズで一番最初に購入する事をオススメしたい単焦点レンズが、この35mmF1.8になります。
SONY純正レンズでありながら、比較的安価に購入できるのがポイント!そして純正なのでSONYカメラとの相性も良く、オートフォーカスもかなり速い!そして、ビルドクオリティも全然安っぽくないし重量も軽めなので持ち出しやすいのもポイントです。それでいて、描写もすごく良いといういい事づくし。
デメリットをあげるとすると、焦点距離が35mmというのが結構中途半端な点。特にポートレート撮影をメインに行う方が使用する場合、モデルの方には結構寄って撮影を行わなければいけなくなる場合が多いので、モデルとの信頼関係によっては近すぎて嫌がられる場合もあるかも・・・でも、背景もある程度入れて、離れて撮影する場合などは問題ないですし、家族を撮影するなどのプライベートな使用がメインの方にはなんら問題がない焦点距離かと思います。
5.単焦点レンズ SONY 55mm F1.8 ZA
個人的に一番気に入っている単焦点レンズがこの55mmF1.8ZAというツァイスのレンズ。圧倒的なその描写力に一発で惚れてしまいました。私の場合、ポートレート撮影はほとんどこのレンズで行っています。シャープな写りと、独特な少し青っぽい色味の写りが、透明感のある仕上がりをもたらしてくれるので、RAW現像もしやすいのがポイント。
55mmという焦点距離が、人間の視野角に近いとされている距離になるので、使用しやすいのも特徴。以前プロカメラマンとお話した際にも、「最初は50~55mmくらいの焦点距離のレンズで、自分足を動かしてアングルを探しに行くのが練習になるから良い」というお話をお聞きした事があり、便利なズームレンズもいいですが、このレンズでずっと練習をし続けています!
しかも軽いですし、クオリティも文句なしに良い高品質なレンズといえると思います。35mmF1.8と比べると若干価格は高いですが、ほとんど文句のつけようがないようなレンズだと思うので、1本持っておくことを強くオススメしたいレンズになります。
6.まとめ
レンズ沼にしっかりハマッてしまった私がオススメする、初心者向けのレンズ5選でした!レンズも一長一短なので、全部が兼ね揃えられたレンズがあればいいのですが、なかなかそうもいかないですよね!なので、いろいろ試して頂いて、自分に一番マッチするレンズの組み合わせを見つけて頂く為に、参考にして頂ければ幸いです。
以上、タツでした!