自分は、前身バンドのGOING STEADY(ゴイステ)からどっぷりハマってたよ。
目次
1.銀杏BOYZとはどんなバンド(概要)
まずはみなさん、銀杏BOYZをご存知ですか?若い方はもしかしたら知らないかもしれませんが、ボーカルの峯田和伸さんは、最近映画やドラマなどで俳優としても活躍されているので、見たことある人が多いんじゃないでしょうか?
この人です。↓
その峯田和伸さんの組んでいるバンドが「銀杏BOYZ」です。
前身バンドである「GOING STEADY」通称:ゴイステ というバンドは2000年初頭の青春パンクブームの火付け役的なバンドで、代表する曲だと「BABY BABY」とか「銀河鉄道の夜」とか数多くのヒット曲を生み出しました。
そんなゴイステが2003年の1月に全国ツアースタート直前にまさかの突如解散宣言。この様子は公式DVD「君と僕とBEEのBEAT★戦争」に記録されていますので、気になる方はチェックしてみて下さい。
その後、ゴイステメンバーであったボーカル:峯田和伸 ベース:我孫子真哉 ドラム:村井守が新バンド「銀杏BOYZ」を結成。更に新メンバーとして、チン中村がギターとして参加。これが銀杏BOYZ黄金期のメンバーになります。
そこから約2年弱レコーディングが行われてアルバム2枚同時リリースとなったのが「DOOR」「君と僕の三次世界大戦的恋愛革命」というアルバム。2枚同時にCDをリリースするっていうのも今となっては珍しいのではないでしょうか??
ただ、その後は2010年までに5枚のシングルをリリースするも、なかなかアルバムが発表されずにいました。
それが、突如2013年に9年ぶりのアルバム「光のなかに立っていてね」と「BEACH」をやはり2枚同時リリース発表!しかしそのタイミングで、アルバム完成前にまさかのベース我孫子とギターのチン中村が脱退を表明。その翌月にはドラムの村井守も脱退を表明し、実質ボーカルの峯田意外バンドから脱退するという驚きのニュースが入ります。
現在は元andymoriのメンバーなどをサポートに迎え、銀杏BOYZ名義で活動を継続していて、2016年以降に4枚のシングルのリリースもしていて、ライブも不定期ではありますが行っています。
2.銀杏BOYZの音楽性
引用:コッシのブログ
銀杏BOYZの初期は(2005年2枚同時アルバムリリース時)、ゴイステ時代に峯田氏が作曲した曲をアレンジした曲がアルバムに半分くらい入っていますが、ゴイステ時よりもより泥臭く良い意味で下手ウマな曲に仕上がっており、パンク感という意味ではゴイステよりも濃くなってる印象です。
歌詞もより生々しくむき出しのパンク感が強まっています。ゴイステの時からライブがかなり破天荒で、よだれは飛んでくるしマイクを食べてしまうし、メンバーをドロップキックしたりなどかなり見応えあり。(パンクが苦手な人には、不快だと思われる可能性有り)
爆音のギターにゴリゴリのベース音、峯田のがなり声と村井の叫び。これが唯一無二の銀杏BOYZスタイルである。チン中村の縦横無尽な演奏スタイルも面白く、ドキュメンタリー映画「僕たちは世界を変えることができない」で演奏中に髪の毛を切り出したり、謎のポーズを取ってみたりしているのが確認できます。自分が行ったことのあるライブでは、メインのスピーカの上によじ登っていました。(その間ギターは弾いていない)
後期に入り、メンバーの脱退後はパンク色も残るものの、若干ポップ路線に舵を切った曲が多い印象。ただ、峯田氏のパンク魂自体は消えておらず相変わらずライブ自体は激しいです。(初期ほどの荒々しさは無くなってしまった)
3.とりあえずこの曲を聞いて欲しい!
本当は全部のアルバムを聞いて欲しいですが、とりあえずこの曲を聞いて欲しいという曲を5曲に絞って選曲してみました。比較的聞きやすい物をチョイスしたつもりです。
①駆け抜けて性春
個人的に一番好きな曲なので選曲させて頂きました。この曲は元々GOING STEADYの時代から演奏していた曲で、2002年にリリースされたスプリットシングルHOLiDAYS &GOING STEADYに収録されています。その後も、ゴイステ解散後発売された青春時代というシングルの2曲目にライブ音源が収録(これがかなり音源としてひどすぎて逆に好きです)されていたりします。
銀杏BOYZバージョンに関しても基本的に、歌詞や曲の構成はほとんど変わらないのですが、なんと間奏の部分であの「YUKI」がゲストとして歌っていたりとかなり豪華になっています。もちろんライブではYUKIがその部分を歌ってくれるわけではないので、そのパートを観客が歌うというのが毎回の恒例となっています。
↓↓この動画は、大森靖子がYUKIパートを歌っています!
引用:YouTube
②銀河鉄道の夜/新訳 銀河鉄道の夜
この曲は、ギターを買って初めて練習したギ曲だったので、個人的に非常に思い入れの強い曲です。こちらも、ゴイステ時代に作られた曲をアレンジした曲となっており、歌詞や曲の構成はそこまで大きくは変わっていません。
歌詞もかなりポエティックで素晴らしく曲調は若干抑えめな感じ。BABYBABYと並んで、銀杏BOYZを代表する曲の一つです。
2013年に出たアルバム「光のなかに立っていてね」では「新訳 銀河鉄道の夜」というタイトルでセルフカバーもされていてこれもセットで聞いて欲しい一曲です。
③ボーイズオンザラン
花澤健吾の「ボーイズオンザラン」という漫画を、2010年に実写映画化。この時主人公の田西役を演じたのも峯田なんだけど、主題歌を担当したのも銀杏BOYZとなります。
切ないメロディに、ちょっと中二感のある歌詞が作品自体にもめちゃくちゃマッチしていて最高の一曲です。ちなみにこの曲、シングルバージョンと「光のなかに立っていてね」というアルバムバージョンでほんの少しアレンジが違うのですが、アルバムバージョンはより凶暴なギター音になっているのと、サビのコーラス(叫び)が凄まじくエモーショナルになっています。
ボーイズオンザランの峯田が超ハマり役なので、合わせて鑑賞してみてはいかがでしょうか??
↓↓このPV、5分40秒過ぎから曲が始まります!
引用:YouTube
④人間
これも初期銀杏BOYZの名曲。コード進行が3コードで超シンプルな曲で、歌詞も驚く程シンプルなんですが、銀杏BOYZらしい泥臭いパンクロックです。
ちなみにこの「人間」は、2007年にリリースされた「光」と2016年にリリースされた「生きたい」と合わせて「光と影の三部作」とも言われていて、曲の雰囲気がとても似ています。人間が気に入ったら他の曲もセットで聞いてみて下さい!
⑤エンジェルベイビー
初期メンバー脱退後にリリースされた、比較的最近の曲も一曲選曲しておきます!後期銀杏BOYZは比較的ポップで明るい曲調の曲が多く、この曲もかなりポップな仕上がりではありますが、とにかくメロディがいい。銀杏BOYZをあまり聞いたことが無いよという人はここから入っていくと聞きやすくて良いと思います。
ちなみに、この曲PVが最高でして↓↓全然意味わかんないんだけど、超パンクなんです。俳優の宇野祥平さんがお父さん役で出ているんですが、叫びながら家を飛び出すところとかめっちゃパンクで最高です(語彙貧)銀杏BOYZの曲って理屈で言い表せない良さがあります。
引用;YouTube
5.まとめ
いかがだったでしょうか?銀杏BOYZをまだ知らない方も、興味はあるけどどこから聞いたらいいか分からないという方も、是非上記5曲を参考に聞いてみて頂きたいです。他にもオススメの曲がありますので、次回アルバムごとのオススメ曲などの解説もしていきます。以上、タツでした!(@tatsu_uctv)
今日は、銀杏BOYZについてご紹介します!