【YouTube】質?量?どっちが大事なのか、その結論を出します!

仕事/働き方

よく、YouTubeを始めたての頃に「動画は質と量どっちが大切なの?」という話題が出ます。
私も約2年弱動画投稿をしてきてこの件については悩みながら編集をしてきました。

そこで今回は、動画編集は「質」と「量」どちらが大事なのか、私なりの結論を出したいと思います。

1.結局、質が大事?量が大事?


これを言ってしまったら元もこもないかも知れませんが、結論としては「どっちも大事です!」

そりゃ当たり前だろう!と言われそうですが、2年前の私がYouTube発信をし始めた頃に比べてユーチューバーも増えているし、芸能人や有名人の参入も多くなってきた今、知名度も無ければスキルも無い素人の動画を多くの人に見てもらうには、結局「質」が大事とか「量」が大事とか言ってる場合じゃないんですよね・・・

なので、結論どっちも大事です!!!

ただ、これだと問題提起に対する回答にはなっていないと思うので、どっちが大事かあえて選ぶとすれば私は「量」が大事だと思います。特に動画発信を始めたばかりの人は絶対的に「量」をこなすことが大事だと私は思います。それはなぜか?事項から説明していきます。

2.量をこなすことで、スキルを磨ける

私は、新卒で就職した会社の上司に口酸っぱく言われていたことがありました。それが「20歳のうちは、いくらミスしてもいいからとにかく量をこなせ。」「頼まれた仕事は断らず全部やってみろ」ということ。

すごく極端な教えだったので、若かった僕は「何言ってんだ、このクソ上司」と思っていたのですが、その上司曰く「若い頃は、若さゆえにできることがたくさんある。それに失敗したら上司に尻を吹いてもらえばよい」「それよりも大事なのはたくさんの経験をすること。それを元に30からは量じゃなくて質のいい仕事をしろ」とずっと言われてきました。


今となっては、その上司の極端な教えも一理あったなと思えるようになってきて、実際にその当時はクソの役にも立たないだろうと思っていたことが今になって活きてきたりしました。これを動画編集に置き換えて考えてみると、最初のうちはとにかく動画を編集しまくって実践から学んでスキルを磨き、動画自体の質を上げていくのが良いのではないかな?と思うようになりました。

初心者の頃って、動画にしてもエクセルにしても何でもそうですが「マニュアル」とか「本」を熟読しているうちに難しくて挫折しちゃうなんてことが多かったりしませんか?動画もそうですがまず編集ソフトを触ってみて、息詰まったりやりたい操作が明確にある状態で「どうすればその操作ができるのか?」をピンポイントで調べる方がダラダラマニュアルを読むよりよっぽど近道だったりします。

それに私自身も、誰かに教えてもうらうわけでもなく、いきなり動画編集を始めてみてトライアンドエラーを繰り返してここまで来ました。やっぱり初期に投稿していた動画を見返してみると「荒いな」と感じる部分が非常に多くて、徐々に成長していることを実感しています。

質の高い動画を作るには、まずひたすら編集しましょう!

3.品数の少ない店には客は寄り付かない

もしあなたの住んでいる地域に2つスーパーがあって、片方はめちゃくちゃ品揃えが悪くて、片方は品揃えが豊富だとしたら品揃えが豊富なスーパーをリピートしませんか?仮に少し値段が高いとしても、1度で用事(買い物)が済むスーパーを私なら選びます。

ただ、そのスーパーを超有名人が営んでいるとか、信じられないくらいうまい食品を扱っているみたいな付加価値があるならまだしも、「ただのスーパー」なら品揃えが豊富な店をあなたは選びませんか?

何がいいたいかというと、これはあくまで私の場合ですが、どんなに優れた1本の動画があったとしても、継続して悩みを解決してくれたり、楽しませてくれる動画がないとそのチャンネルを登録しようとか、また鑑賞しようと思わないことがほとんどです。

定期的に動画が上がることや、たくさんの動画(商品)があるチャンネルであることが、一般人である私たちがチャンネル運営をする上で必要なのではないか?と思います。

4.動画を量産することで需要を研究

私が動画投稿を始めた頃一番よくあったことが、めちゃくちゃ気合い入れて時間かけて作った動画をいざ投稿すると再生回数が10回・・・みたいなことがあってよく心をへし折られそうになっていました。今でもそういうことはあります。

逆に、あんまり編集に時間かけずに上げた動画が1万回以上再生されるということもよくあります。これは、視聴者の需要を把握しきれていないことが原因であると思います。
ただ、動画を数本UPしただけでは需要を理解することは難しいし、自分達のチャンネルに求められていることを分析するのは難しいと思います。

なので、とにかくまずは得意なことややってみたいことを紙に書きだして、あとはそれを片っ端から試してみる。すると傾向がつかめてくると思うのでそこから需要を分析してよく見られるテーマとは何かを調べていくのが良いと思います。

ただここで一つだけ言っておくと、あまり「再生回数」とか「チャンネル登録」を意識しすぎると、自分が本当にやりたい動画を投稿できなくなって作業的な動画になってしまうことがよく起こります。あくまで動画撮影や編集は楽しくないと続きません!私の場合は、メインチャンネルとは別に、好きなゲームや映画についてを動画をサブチャンネルを作ってUPしています。チャンネル登録者数は全然いないし、再生もほとんどされませんが、メインでやれないことを好き勝手やれて楽しいです。

5.作業効率が上がる


人間というのは、楽をしたくなるものです。何本も動画を作っていくと、「もっと作業を簡略化できないかな?」と自然と思うようになり、自分なりに調べたり工夫をするようになると思います。そうなると当然作業効率が上がり、作業時間もどんどん短縮できるようになっていきます。私も、明らかに数年前よりも動画編集に要する時間が短くなってきたと思います。

そういった意味でも、まずはたくさんソフトを使って動画編集に慣れることが非常に重要なのだと私は思います。私は昔からなんでも、説明書というものを読まない癖があります。決して褒められたものではないと思いますが、たいていの場合説明書を見なくても、ある程度は操作できるように何でも作られていると思うんですよ。

使ってみて、使用方法が分からないところを調べたり、もっと高度な操作をしてみたいと思った時に初めて説明書を見るほうが私は効率的だと思います。みなさんも、あれこれ考えすぎずにまずは動画編集ソフトをひたすら触って操作してみて欲しいなと思います。

6.まとめ

よく、有名なインフルエンサーやブロガーの人が「つべこべ言わず、とりあえずブログ書け」みたいな煽り方をしていますが、私はただ闇雲に動画編集をすることを推奨しているわけではなく、あくまで動画編集の数をこなすことで操作に慣れることと、動画をUPすることでどういう動画が伸びるのか?を分析する意味でも「量が大事」ということを伝えたいです。

以上、タツでした!(@tatsu_uctv)