目次
1.TENETのあらすじ
引用:映画.com
「ダークナイト」3部作や「インセプション」「インターステラー」など数々の話題作を送り出してきた鬼才クリストファー・ノーラン監督によるオリジナル脚本のアクションサスペンス超大作。「現在から未来に進む“時間のルール”から脱出する」というミッションを課せられた主人公が、第3次世界大戦に伴う人類滅亡の危機に立ち向かう姿を描く。主演は名優デンゼル・ワシントンの息子で、スパイク・リー監督がアカデミー脚色賞を受賞した「ブラック・クランズマン」で映画初主演を務めたジョン・デビッド・ワシントン。共演はロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、アーロン・テイラー=ジョンソンのほか、「ダンケルク」に続いてノーラン作品に参加となったケネス・ブラナー、そしてノーラン作品に欠かせないマイケル・ケインら。撮影のホイテ・バン・ホイテマ、美術のネイサン・クローリーなど、スタッフも過去にノーラン作品に参加してきた実力派が集い、音楽は「ブラックパンサー」でアカデミー賞を受賞したルドウィグ・ゴランソンがノーラン作品に初参加。
2020年製作/150分/G/アメリカ
原題:Tenet
配給:ワーナー・ブラザース映画引用:映画.com
2.予告動画
引用:YouTube
3.各映画レビューサイトのレビュー
→2020年9月29日現在
4.見どころ
・正直、よくわからない(褒めてます)
・スターウォーズオマージュか?
・デンゼル・ワシントンに似ている?
・IMAXにて鑑賞が必須!
①正直、よくわからない(褒めてます)
引用:映画.com
観終わった後の正直な感想としては、
「えっ・・・?」という感じでした。
やっと分かってきたような??と思った瞬間に映画が終わりました!結果、よくわかりませんでした!(褒めてます)ノーランのフィルモグラフィの中だと、メメントとインセプションを観た時の感覚に近いですかね。
たぶんこの映画を初見ですべて理解しようとするのは不可能に近いと思います。同じ回で鑑賞した若いカップルの男性の方が観終わった後に、「なるほど、そういうことね」と女性に必死で知的アピールをしておりましたが、あれは3割くらいしか理解していないな、と邪推してしまったり・・・
ただ、ミソなのが「難解映画」だからといって、途中で観るのが辛くなったり、飽きてしまう訳ではなく、物語の推進力は常に落ちません。人間の知的好奇心をくすぐるという感じですかね?
そして、今までに観たことが無いような映像に唖然。ノーラン監督は、「壊し屋」としても有名で、今作は旅客機1機爆破します!!物語の中盤以降は気づいたら口が開きっぱなしでした。傍から見たら相当アホ面していたと思います。なんでこんなこと思いつくんだ。そして、なんでそれを映画にしようと思ったんだ。と、作り手の気持ちを考えると途方も無い仕事量だったんじゃないかなと思えたりしました。
②スターウォーズオマージュか?
引用:映画.com
詳しい内容については、言うと面白さが半減してしまうと思うので触れないでおきます。ただ一個だけ、今作象徴的に「赤」と「青」の色使いがされていて、これが結構重要だったりするんですが、意外とどの場面でも分かりやすくその色分けがされていて、難解ながらも親切設計になっているので、見逃さないようにした方が良いです。
ちなみにこの色分けは、おそらくノーラン監督が幼少期に影響を受けたというSF映画の、中でもスターウォーズにおけるダークサイドとジェダイの騎士のライトセイバーの色分けを意識しているのではないかと思いました。
その他、序盤で行われるセーリングのシーンは、SWにおけるXウィングが水面を走る映像を意識しているのではないかとも思いました。インタステラーではモロに2001年宇宙の旅オマージュが入っていたり、露骨に過去作へのオマージュを入れてくる辺りは、難解でクールな映画を作ち続けるノーラン監督のお茶目さがちょっと出ていて好感が持てます。
ちなみに細かい所だと、「逆行」シーンでは、音楽も逆再生になっているので、視覚だけではなく聴覚でも今どっち側なのかを確認できるので、気にしてみて下さい!
TENETの音楽は今回ハンスジマーではなく、ルドウィク・ゴランソンが担当していますが、かなりハンスジマーっぽい感じでした。
今作「逆行」シーンでは、BGMも逆再生がされていて、視覚だけではなく、聴覚でも今どっち側なのか?というのが分かりやすくなっているのが印象的でした。
— タツ@うちっちTV (@tatsu_uctv) September 30, 2020
③デンゼル・ワシントンに似ている?
引用:映画.com
今作の主人公を演じる「ジョン・デヴィッド・ワシントン」はデンゼル・ワシントンの息子みたいなのですが、手をあまり振らない歩き方や、ちょっとした仕草がお父さんに似ているなと思いました。
特にそれを感じたのが、今作の悪役と複数の人と食卓を囲むシーンで、一度周りに微笑んでから座るシーンがあるのですが、「うわそれ、お父さんに似てるよ!」と感じました。細かくて伝わりませんかね・・・
これから、お父さんのように映画会を牽引していくような存在になるのでしょうか!?
④IMAXにて鑑賞が必須!
今回字幕2D通常版にて鑑賞しましたが、先日インターステラーをIMAXで鑑賞した際に、テネットの冒頭数分間をIMAXで鑑賞した為、嫌でも今回通常上映と比較せざるおえなかったのですが、特に音のショボさが気になってしまいました。
これから鑑賞する方は、絶対IMAXで鑑賞することをオススメします。
5.みんなの感想
『TENET』を見た後になんとなく逆行の妄想をしちゃうのは今に始まった事じゃなく、ハリポタを見れば魔法を使いたくなり、アイアンマンを見ればスーツが欲しくなる映画ファンの性。 pic.twitter.com/RQrJA5vyPP
— 玖園トゥアロ (@Quen_Toalo) September 28, 2020
『TENET』日本語翻訳の科学監修を担当、日本イチ『TENET』をワカってる山崎先生による解説です。
ネタバレありますが、少しでもワカりたいなら読んで!🤔専門家が5回見てもワカらない
🗒️図解用の120ページのパワポがある
🔫先生の推しはセイターhttps://t.co/XR90ixURs3— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) September 29, 2020
TENETのエリザベス・デビッキ様、スタイルがよすぎて他の人と並ぶと遠近感おかしくなる pic.twitter.com/WGwgDrNOVg
— 麦 (@mg17962) September 29, 2020
#TENET #P8L
2回目の鑑賞。今作の醍醐味といえば観ればみるほど違った観点で楽しめる部分ですよね。序盤からの多くの伏線はもちろん、言葉の一つ一つがヒントに感じます。
とは言えど、ラストの仕組みというか、時間軸のパラドックス?がどうにも整理できなかった… このスピード感、堪らない😏 pic.twitter.com/sQH9mSBE60
— 〓 P.M.8:00LATESHOW 〓 (@pm8_lateshow) September 29, 2020
映画『TENET』観てきました。
正直、観てる間ずっと巨大な「❓」が頭上に浮かぶ映画でしたが、1回観ただけじゃわからないというレビュー多数で安心しました。ロバート・パティンソン演じるニールが大変男前でございました☺️ pic.twitter.com/iKYRIYWb8t— くだんうしがふち (@maruochang2015) September 29, 2020
「悪魔はいつもそこに」ではあんなにゲスい神父だったのに!
6.まとめ
結論は「ちょっと意味分かんないけど、なんかやべー映画」という感じです。理解を深めてもう一度鑑賞したいです。ノーラン映画は見れば見るほど発見が発見のある、スルメ映画なので何度も見返したいですね!以上、タツでした。(@tatsu_uctv)
今回は、話題作「TENET」をご紹介します!