ということで、ワイルドスピード最新作「スーパーコンボ」を鑑賞してきた。ワイスピシリーズのナンバリング作品と足すと9作品目となる今作。実は私、前作の「アイスブレイク」が未見の状態で鑑賞しに行ってきたのですが、前作を観ていなくても十分に楽しめる内容になっていました。
今作は、5作目「ワイルドスピード MEGA MAX」より、アメリカDSS(アメリカ外交保安官)所属の敏腕捜査官として初登場した「ホブス」と、6作目「ユーロミッション」の最後の最後で初登場を果たした「デッカードショウ」の二人が主人公。
7作目「スカイミッション」の冒頭では豪快な肉弾戦を繰り広げた二人は、8作目「アイスブレイク」にて利害関係が一致し共闘。その際のバディ感の評判が良かったのか、今回のスピンオフの制作が決定したよなのですが・・・ぶっちゃけコレ、ワイルドスピードシリーズではなくても良かったのではないか?というくらい単体作としても優れた映画でした。粗は結構ありますが・・笑
そして、シリーズを重ねる毎に感じるのがあんまり車関係なくなってきたよねということ。今作もカーチェイスより肉弾戦が多めです。笑
ツッコミどころも含めて、見所満載のワイルドスピード スーパーコンボをご紹介していきます!
ワイルド・スピード スーパーコンボを鑑賞してきました。
いやーバカですねぇ(褒めてます)最近は小難しい映画が多くていかん!
ドウェインジョンソンと、ジェイソンステイサムのいちゃいちゃが堪能できて幸せ!
ラストの「ハカ」は鳥肌モノ😆
しかし、ワイスピはどこに向かうんだろう。笑 pic.twitter.com/wADmO6OVZL
— ひょっとこ@しがないサブカルリーマン (@hyottoko_games) August 16, 2019
目次
1.ワイルドスピード スーパーコンボのあらすじ
メガヒットシリーズ「ワイルド・スピード」の通算9作目で、「ワイルド・スピード MEGA MAX」で初登場して以降、シリーズの顔となったドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスと、「ワイルド・スピード EURO MISSION」からシリーズに参戦したジェイソン・ステイサム扮するデッカード・ショウがタッグを組んで挑む戦いを描く。かつては敵同士で何もかも正反対のホブスとショウが、いがみあいながらも、目の前に立ちふさがる謎の強敵ブリクストンに挑んでいく。ブリクストン役は「パシフィック・リム」「マイティ・ソー」シリーズのイドリス・エルバが務め、物語の鍵を握るショウの妹ハッティに「ミッション:インポッシブル フォールアウト」のバネッサ・カービー。監督は「ジョン・ウィック」「デッドプール2」のデビッド・リーチ。
引用:映画.com
2.ワイルドスピード スーパーコンボ 予告
引用:YouTube
3.ワイルドスピード スーパーコンボ 見どころ
・ホブスとショウのイチャイチャを堪能
・物語がシンプルでわかりやすい
・銃は卑怯者が使うもの。男なら肉弾戦
・サモア ポリネシアン文化の詰まった映画
①ホブスとショウのイチャイチャを堪能
この映画、ブロマンス映画とも言える程二人の主人公のイチャイチャ(小競り合い)が多い作品ですね。正直な話「その会話本筋と全然関係ないよね?」という会話シーンがものすごく多いです。そこを楽しめるかどうかで本作の評価もだいぶ変わってくるかとは思うのですが、僕個人的にはツボでした。
真面目なアクション映画として続いてきたシリーズですが、はっきり今作は「コメディ」の要素が強いなと思いましたね。途中吹き出してしまうシーンもありました。
冒頭から、ホブスは「筋肉ムキムキちょっとおバカなマッチョ男」ショウは「スマートでクール」なキャラの対比的な描き方も最高だし、お互いいがみ合いながらもココぞというところで噛み合う快感がたまらなかったです。
それもそのはずで、デッドプール2の監督も努めたデビットリーチが努めているので、コメディリリーフな会話劇はお手の物というわけですね。
ホブスはマッチョでちょっとおバカ。ショウはクールでスマート。その対比も絶妙だし、イカツイのにチャーミングなキャラクターが最高。
ぶっちゃけスーパーコンボ、内容と関係ない会話シーンが割と多めだけど飽きないのは、この二人のバディ感が最高だからだと思う。
いやー本当に良かったっす。 pic.twitter.com/3gqn0k4BpE
— ひょっとこ@しがないサブカルリーマン (@hyottoko_games) August 16, 2019
②物語がシンプルで良い
所謂、勧善懲悪的な内容の映画で、殺人ウイルス「スノーフレーク」を巡って科学テロ組織「エティオン」から逃げたり戦ったりする話です。
ここで「あれ?ワイルドスピードって車でレースしたりする話だったよね?」という疑問を抱く方も多いと思いますし、正直僕もその違和感は感じなくもありませんが・・・いや、そういうことじゃないんだよ!!たまにはシンプルなアクション映画もいいじゃないですか!
80年~90年代頃のアクション映画って、散々それまで銃を使ってたくせにラスボスだけ何故か「男なら素手で」という話になって殴り合うアクション映画っていっぱいありましたよね?ああいう緩さが今作にもあってめちゃくちゃ好みでした。
③銃は卑怯者が使うもの。男なら肉弾戦
上述しました通り、監督であるデビットリーチなんですが、この人昔まで実際にスタントマンをしていた人で、アクション映画の名作「ジョンウィックシリーズ」にも携わっていたり、2017年「アトミックブロンド」では監督デビューを果たしていたりと、アクション映画のスペシャリストが今作を作っているということもあって、銃火器を使用したアクションシーンよりとにかく「肉弾戦」が多いです。
更に、サモアに行ってからのラストシーンはポリネシア人が使用していた武器を用いて悪の組織「エティオン」と戦います。ポリネシア文化の武器の特徴としては木、または石を削った鈍器のような物が多く、ぶっ叩いて相手を倒すという男らしいスタイル。現代兵器を用いた兵士にいったいどうやって立ち向かうのか!?
④サモア ポリネシアン文化の詰まった映画
使用する武器などにサモア ポリネシアン文化へのリスペスクトが込められた今作は、主人公であるドウェインジョンソンが制作にも携わっています。自身がサモア系と黒人のハーフであることから今作には意図的にサモア ポリネシアン文化を正当に広めようという意気込みをとても感じました。
後半には「マオリ族」が戦いの前に相手を威嚇するのに踊る伝統的な踊り「ハカ」というものも見ることができます。ラグビーの試合前にも見れるやつですね。
ちなみにこの「ハカ」ですが正式にはニュージランドの先住民族による踊りを指しており、今作のサモアにおける踊りは「シヴァタウ」と呼ぶそうです。フィジーでは「「シビ」トンガでは「シピ・タウ」と呼ぶそうです。前置きが長くなりましたが、この踊りのシーンがまじでむちゃくちゃかっこいいので是非見て頂きたい!!DVDが出たらここだけ摘んで見まくりたいです!!
ワイルド・スピード スーパーコンボを鑑賞してから、ラストのサモアでの「シバタウ」のシーンを観て魅力されてしまいました😍
最近YouTubeで、「ハカ」「シバタウ」の動画を漁ってます😊
— ひょっとこ@しがないサブカルリーマン (@hyottoko_games) August 19, 2019
ざっくり一言、映画レビュー
ガチムチ強面バディが、イチャイチャしながらキレキレのアクションでバタバタ人を倒す映画。
という感じですね。合言葉は「ガチムチ」「イチャイチャ」「キレキレ」です。
最近は小難しい内容のアクション映画が増えすぎましたよね。あまり難しいことを考えずにジェットコースターに乗っているかのように爽快な気持ちにさせてくれる映画もたまにはどうですか?夏に観るにはぴったりの映画ですよ!!おすすめです。
まとめ
すみません、全体的に褒めてるんだか貶してるんだかわかりにくい文章になってしまいましたが、とてもおもしろい作品ですし、個人的には大好きな映画となってしまいました。ワイルドスピードシリーズ史上でも割と上位にランクインするかも。
以前、YouTubeでスーパーコンボについて語っていますのでそちらもご覧ください↓↓
以上、ひょっとこでした!(@tatsu_uctv)
ワイルドスピード スーパーコンボを鑑賞してきたのでその感想を書いていこうと思います。