映画「見えない目撃者」の感想レビュー。日本最高峰のサスペンススリラー

映画

 皆さんこんにちは!今回は韓国映画「ブラインド」をリメイクした
「見えない目撃者」についてご紹介します!
全然知らないタイトルだなぁ。
自分も全然ノーマークで、
おそらく公開規模もそこまで大きくなかったんじゃないかな?
でも評判が良くて、公開を延長していた上映館もあったみたいだよ!
そうなんだ!知らなかった!
R15指定の映画なんだ?
そうなんだよ、これが大正解でね、ここまでしっかりエグい日本の映画って久しぶりなんじゃないかなって思えるほど描写が凄かった。
韓国映画ってそういういやーな感じあるけど再現できてるってこと?
そう!韓国映画特融の暗い感じが見事に再現されていたよ!

1.見えない目撃者、あらすじ

2011年の韓国映画「ブラインド」を日本でリメイクし、吉岡里帆が視力を失った元警察官役を演じるサスペンススリラー。警察学校の卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまった浜中なつめ。自身も失明し警察官の道を諦めた彼女は、事故から3年経った現在も弟の死を乗り越えられずにいた。そんなある日、車の接触事故に遭遇したなつめは、車中から助けを求める少女の声が聞こえてくることに気づき、誘拐事件の可能性を訴える。視覚以外の感覚から感じ取った“目撃”情報を警察に提示するなつめだったが、警察は目の見えない彼女を目撃者と認めず捜査を打ち切ってしまう。なつめは少女を救うべく奔走し、事故現場で車に接触したスケボー少年を探し出す。やがて女子高生失踪が関連づけられ、連続誘拐事件の存在が判明。なつめは事件の闇へと切り込んでいくうちに、弟の死とも向き合うことになる。監督は「重力ピエロ」「リトル・フォレスト」の森淳一。

引用:映画.com

2.予告

引用:YouTube

3.各映画レビューサイトのレビュー


 概ね高評価というかんじですね!!

4.タツの総評

90/100点

これは期待をはるかに上回る良作でした!
2011年公開の韓国映画「ブラインド」を日本でリメイクした作品。監督は、重力ピエロや蛇のひと、リトルフォレストなどの「森淳一」

日本でサイコスリラーというとぱっと思い浮かばないんですが、今作は間違いなく最高峰です。
そこまでやるかという残酷描写や、エグい描写もちゃんとやっていて偉い!!すごく韓国のサイコスリラーっぽい!

しかも目が見えない主人公という特徴を生かしたアクションシーンもハラハラドキドキさせられる!
スマホのテレビ電話を利用して、どちらに向かえばいいか指示をもらいながら犯人から逃げるシーンは最高に盛り上がりました!
目の見えない主人公がどのようにして犯人を追い詰めていくのか?この過程は見どころ満載です!



引用:映画.com

ちなみにこの目の見えない主人公を吉岡里帆さんが演じているのですが、他の作品をしっかり見たことがなかったので全然ノーマークだったのですが、こんなに演技の上手な女優さんだったとは・・・すみません、今作を観るまでは完全に侮っておりました。演技力も素晴らしいし、今作はほぼすっぴんなのかな?ノーメイクに近い状態で吉岡さんの本来の「色気」は完全にシャットダウンして演技に挑んでいるところもとても好感が持てました。

田口トモロヲさんが演じる、もうすぐ定年を迎えようとしている、どこか頼りない警察官もいいですねー。定年をまじかに迎えた警察官って設定て、フォーリングダウンとか、海外の作品でもよく目にしますが、一番はまってたんじゃないかなって思うくらい好みの演技でした。今度「定年を迎える警察官特集」とかやってみたいです。

5.見どころ


・描写がしっかりエグイ
・主人公二人のバディ感が良い
・犯人のサイコ感がいい(ネタバレ)
・現代の日本の若い世代の問題(ネタバレ)

①描写がしっかりエグイ

見えない目撃者はR15指定ということもあって、グロい描写も割と多めですグロ描写に耐性があまり無い人にはオススメできません。原作が韓国映画ということもあるのでどれくらい再現できるのかなと思いましたが、しっかりエグい。

吉岡里帆さんも、舞台挨拶にて「指定作品だからテレビでは絶対にできないことをやっている、是非映画館で観てもらいたい」「全員がむきだしになって、振り絞るように作品に携わった」と語っているように、ここ数年の日本映画の中でもトップクラスのサイコサスペンス映画になっていたと思います。日本映画におけるサイコ・サスペンスって全部ではないですが中途半端な作品が多いなかよくやってくれた!という感じでした!

②主人公二人のバディ感が良い

引用:映画.com

盲目の主人公を演じる吉岡里帆さんと、最近よく見るようになった、高杉真宙さんが演じるスケボー青年の二人の噛み合わなそうで、絶妙な調和を生み出す二人のバディ感も良かった。

高杉さんは、黒沢清監督の「散歩する侵略者」で宇宙人が乗り移った青年役を演じていたことが記憶に新しい俳優さん。どこか闇を持っていそうな、染谷将太さん的な雰囲気の俳優さんで、これから益々活躍の場が増えそうですね。ちなみにとあるラジオ番組で語っておりましたが、ゲームが非常にお好きということで見た目とは裏腹にボンクラな一面も持っていらっしゃるというところが共感を持てました。

③犯人のサイコ感がいい(ネタバレ)

引用:映画.com

今作は、見る人が見ればすぐ気が付くと思うのですが、デビットフィンチャー監督の名作サスペンス映画「セブン」にどことなく雰囲気が似ています。あの映画は七つの大罪的になぞって犯行を犯すシリアルキラーが犯人だったのですが、今作もある日本の風潮?儀式?に乗っ取って殺人を犯していくというあたりが、恐ろしく不気味で良かった。

また犯人役を演じる俳優さんの顔が整っているけどサイコな感じが、現在不倫騒動で世間を騒がせている東出昌大さんにどことなく似ている気がしました。

ちなみに余談ですが、最近の東出さんは寄生獣やクリーピー、散歩する侵略者などでちょっとヤバそうな奴を見事に演じていたので、個人的には元々世間が言うほど「清純そうなイメージ」というのは持っていませんでした。笑

④現代の日本の若い世代の問題(ネタバレ)

原作はどういう設定だったのかわかりませんが、今作は現代の日本の若者が抱える親とうまくいかない女の子(家出の女子など)を標的する犯人という設定が敷かれており、社会を風刺するような内容になっているのも身近に起きそうな話で怖いなと感じました。

6.みんなの感想

脇のキャスティングが本当に渋いんですよねー。
大倉孝二さんも頼れる警官という感じでした。

盲目演技が本当にすごい。相当演技練習を重ねたんでしょう。

後半の盲目の逃走シーンの手に汗握る感じは本当に素晴らしい

7.まとめ

いかがだったでしょうか?見えない目撃者、素晴らしいサスペンス映画です。日本の映画は海外に遅れを取っているなんて抜かす連中に是非この映画を見て頂きたいです!!日本映画面白いのいっぱいあるよ!!以上、タツでした(@tatsu_uctv)